血糖値について・・・(美しく痩せる為にも必要です!)
血糖値を穏やかに保つことが大切。
「世界一の美女になるダイエット」のエリカ・アンギャルさんがおっしゃってます。
★甘いモノを食べると、血糖値が急上昇します。
血液中に「糖」が増える為に、膵臓(すいぞう)から
「インスリン」というホルモンが分泌されます。(血糖値を下げるホルモンです)
すると血糖値が下がるので、今度はもっと甘いモノを食べたくなる
★朝食を抜いたまま活動していると、昼食時の血糖値が急上昇します。
「インスリン」分泌されて、血糖値が下がります。
血糖値の急激なアップダウンは、太りやすくなる。
血糖値を穏やかに保つために、エリカ・アンギャルさんがおススメされていることは
⇒朝ごはんをキチンと食べる
⇒炭水化物:たんぱく質:野菜=1:2:3
⇒朝・昼の食事で80%、夜は20%の比率で食事をする。
⇒炭水化物とタンパク質は一緒に摂れば血糖値の波が穏やかになる。
さらに、生理学的にいうと、
⇒食事の前に、運動をすると血糖値が上がり、空腹感を感じにくいので食べ過ぎない
運動をするとエネルギーが必要になるので、脂肪や肝臓、筋肉に蓄えられていた「糖」が
血中に出てくるのです。
(ちなみに「脳」も「糖」をエネルギーとしているので、頭を使ったスグは血糖値が高いかも・・・)
リラックスすると、血糖値が下がって、空腹感を感じるので食べ過ぎてしまう。
人間の生理現象なので、知っておくとコントロールに役に立つかもしれません。
★そして、血糖値と言えば「糖尿病」です
血液の中に「糖」が多い状態を「血糖値が高い」といいます。
正常な時は、「糖」が多くなると、筋肉や肝臓・脂肪などに蓄えられます。
そして必要な時に取り出されて、エネルギーとして使われます。
しかし「糖」が多すぎると、次第に膵臓の働きが追い付かなくなり、
「インスリン」が作られなくなってしまうのです。
(身体に蓄えられず、血液中を漂ったままとなります)
血液中の「糖」が処理されなくなってしまうのです。
血液の中が濃くなって、それを薄めるために、血管の中に水が集まります
その為に喉がとっても渇いてきます。
そして、血管中の水分は腎臓で調節されているのですが、
尿糖は腎臓から再び身体に取り込まれるので、おしっこばかりが増えます。
そうしているうちに、「糖」が「血管」を詰まらせたり、傷つけたりするのです。
傷つきやすいところが以下の3つです。
①腎臓
・・・身体から老廃物を出せなくなる
②網膜
・・・目が見えなくなる
③末梢神経(自律神経・感覚神経・運動神経)
・・・立ちくらみ、不眠、便秘、下痢、手足のしびれ、感覚障害
血管が細い為に傷つきやすいのですね。
大きな血管も動脈硬化が進みます。
心疾患・脳梗塞が発症します。
下肢の壊死も引き起こします(切断の必要があることもあります)
・・・動脈硬化による血行不良と、手足の感覚が無いためにおこります
【糖尿病の原因】
①Ⅰ型糖尿病
ウイルス感染や免疫系の遺伝的障害と考えられている
膵臓の障害、もしくは「インスリン」の分泌障害
②Ⅱ型糖尿病(生活習慣病と呼ばれているのは、こちらです)
肥満、高脂肪食、運動不足、ストレス
③ホルモン異常によるもの
クッシング症候群、褐色細胞腫、末端肥大症、バセドウ氏病など
④膵臓病・肝臓病などによるもの
糖尿病はとても怖い病気です。
どうぞお気をつけ下さいね。
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鍼灸おかだ治療院
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